永代供養の仕方
仙台永代供養の仕方
永代供養の仕方
公営墓地では、供養墓を使用しても供養はされないことがほとんどです。その分費用は安くなっていますが、供養を希望する場合には寺院墓地や民営墓地の永代墓を選択したほうが良いでしょう。それでは、永代墓で行われている供養とは、どういったものでしょうか。その供養の仕方は墓地によってさまざまです。真言宗成田山国分寺のように毎日
年忌法要
亡くなったひとの
永代供養年忌法要を営むには、まず日程や場所を決めなくてはなりません。正しくは、故人の命日に営むものですが、都合により変更せざるを得ない場合には命日より遅くならない日にしましょう。場所は永代供養されているお寺や自宅が多いようです。自宅で年忌法要を行う場合には、仏壇を掃除し仏具も整え、線香、ローソク、お花などを準備しておきます。菩提寺に日時などの相談をする際には、塔婆なども準備していただくように頼んでおきます。(浄土真宗以外での教義の違いによります。) 年忌法要を行う年
- 一周忌・・・はじめての祥月命日の法要で亡くなった年の翌年に営まれます。特に重要な年忌法要とされています。
- 三回忌・・・三回忌は一周忌の翌年に営まれ、これから3年目を迎えるという意味です。
以後、命日から数えて六年目を迎える七回忌、同様に十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌とつづきます。三十三回忌は年忌止めといわれ、これで年忌法要を打ち切ることが多いですが、五十回忌で年忌止めにすることもあります。
焼香の作法
成田山国分寺は真言宗の寺院です。焼香の仕方は宗派などにより違いがありますが、真言宗の焼香の仕方について説明します。
- 遺族に一礼して焼香台がおいてある仏前に進み、本尊と遺影を仰ぎ見てから頭を下げて黙礼します。
- 右手で香をつまみます。
- 額のところまで押しいただきます。
- 香炉に静かに入れます。これを真言宗では三回行うのですが、二回目からは額でおしいただく必要はありません。会葬者が多い場合の焼香は一回だけ行うことが、宗派問わず慣例化しているようです。
- 合掌礼拝します。最後に遺族に一礼してから退きます。
真言宗成田山国分寺では仙台永代供養手提げ焼香呂を完備しています。
- 焼香炭に着火し香呂に置いてください。(赤くなれば着火です。焼香呂には絶対に触れないでください。)
- そのまま手提げで静かに運びます。
- 焼香炭に抹香を手向け、合掌されてお参りください。
- 終わられましたら、次の利用者のため元の場所へお戻しください。
※手提げ焼香呂の使用可能場所
建物内(本堂、供養堂、供養墓、花曼荼羅永代墓、五輪塔永代墓など)
境内(弘法大師、不動明王大仏、稲荷明神、地蔵尊など)
仏教では葬式をはじめ、さまざまな法要の折に必ず焼香をします。焼香することは仏前を荘厳にすることで敬虔な心をささげることでもあります。香は人の気持ちを快くするものですが、それと同時に芳香によって身心を清めるといった意味もあります。仏教だけでなくキリスト教(カトリック)の葬儀でも、前夜式などでも香がもちられているようです。普通、故人と近しい親戚縁者の焼香は式の時間内に行われ、一般会葬者の場合は告別式開始と同時にはじめられます。 数珠のかけかた
数珠はもともと、お経やお題目をあげるときにその数をかぞえる法具でした。今ではお経やお題目を唱えたり、仏さまを礼拝する時に手にかけてお参りします。数珠は持っているだけで功徳があるとされ、普通は百八の珠からできています。これは百八の煩悩を退散・消滅させる功徳があるからだと言われていますが、珠の数はこのほかにも、百八の十倍の千八十のものから、六分の一の十八のものまでさまざまあります。形式については宗派によって若干の違いがありますので、求められるときに確認したほうがよいでしょう。また数珠のかけかたも宗派によって異なります。成田山国分寺が属する真言宗の場合は中指にかけます。 合掌のしかた
合掌は仏さまを尊び、永代供養する気持ちをあらわしたものです。右手が仏さまでし、左手が私たち凡夫だといわれます。手を合わせること合掌によって仏の境地に近づけるということなのです。いずれにせよ、合掌によって心が落ち着き、精神的安定が得られるのではないでしょうか。合掌は、指と指の間を離さずにして、手のひらを合わせます。そして、位置は胸にはつけないで胸の少し前に出します。合わせた手の角度は45度くらいで、肘を張らず、脇も強く締める必要はありません。肩の力を抜くほうがよいでしょう。合掌には形がいくつかあるのですが、これがもっとも代表的な形です
永代供養の法話
私たちは、先祖永代供養というものを、知らず知らずのうちに受け継いでいます。そもそも先祖永代供養というものは仏教的な考え方から生まれたもので、その方法としては、先祖の墓や永代墓などにお参りするというものが一般的です。さらにお墓参りのように個人的なものばかりではなく、日本各地で開催されている盆踊りなども先祖永代供養の意味が込められていると言われています。近年の先祖供養では、僧侶が導師となり行われるのが一般的なスタイルです。亡くなった人の魂は、肉体を離れた段階で死霊となり、死という穢けがれを帯びた荒霊になるとされているそうです。
しかし、先祖永代供養を行うことによってこの荒霊が次第に浄化され、和魂になっていくとされています。魂が浄化されることによって、仏教的な見地からみると死者の魂は極楽浄土へと身を置くことができるようになり、来世ではより良い世界に生まれることが出来ると考えられています。こういった仏教的な意味を込めて、死者の魂を永代供養するための対象として、遺骨を納めるお墓や永代墓が重視されています。遺骨を永代供養墓やお墓といった一定の場所に安置されている場合には、死者の魂も安住の地が得られるとされているそうです。 しかし、きちんと遺骨を安置することなく転々と移動されるような場合には、死者の魂は居場所を失ってしまいます。さらに、先祖永代供養を行うことは、死者のためだけではありません。先祖永代供養を行うことによって浄化された先祖達の魂は、祖霊となってその家を守る存在となります。そのため、例えお墓の継承が出来なくなったとしても、墓にて永代供養をされることは、さらに先へと続いていく子孫達の家を守ることにもつながっているのです。真言宗成田山国分寺の永代供養墓は代々の住職が管理を継承しますので安心して安置できます。 近年はお墓がある人でも、あまりお墓参りを大切にしない人が増えてきました。その理由の一つには、お墓というものの利便性が低いことが挙げられるでしょう。遠くにあるお墓へと、度々お参りをするのは困難な場合もあります。そういった点から考えると、永代供養墓の使用は、現代という時代に適した先祖供養の方法だと言えます。何もお墓を建てることだけが永代供養ではなく、大切なことは先祖の魂に安住の地、帰ってこられる場所を準備し、そして永代供養を続けていくことなのです。永代墓なら、より高い利便性と、先祖供養を両立していくことが出来るでしょう。遠くのお墓よりも近くの永代供養墓といえるのかもしれません。 仙台永代供養墓に関するお問合せは下記にて承ります。 真言宗成田山国分寺住所 :〒980–0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33-2
電話番号:022–225–8640
FAX :022–225–8655