永代供養の真言宗成田山国分寺インスタグラム

墓石

仙台永代供養墓の墓石

五輪塔墓石

 真言宗成田山国分寺五輪塔永代供養墓の墓石は、幅7.75cm、奥行き6.25cm、高さ21.5cmの五輪塔墓石になります。真言宗など密教における瞑想法としての「阿字観」をさらに複雑化し、体系化したのが、同じ大日経に説かれる「五字厳身観ごじごんしんかん」であり、それを造型化したのが、石造美術としても人びとに親しまれている「五輪塔」です。五輪塔墓石も五字厳身観の要素を含んでいるのです。五輪塔墓石は宇宙の五大要素である空・風・火・水・地を象徴し、昔から五大を捧げれば、最高の供養になるといわれています。五輪塔は大日如来を意味し、その大日如来の化身である御本尊の前で真言宗成田山国分寺五輪塔墓石を安置できることは、故人にとっても、私たちにとっても大いなる功徳となります。ご家族が、希望する年数のあいだ五輪塔墓石を護持安置することで、自由にお参りすることができます。

五輪塔墓石
 わたしたちの身体の各部分は、世界を構成する五つの要素(五大)と対応しており、その対応部分と種字・形・色・教義を要約したのが次の表です。種字とは、その尊格や存在を、単音節(母音が一つ)の梵字で表現するもので、単語の頭文字をとることが少なくありません。
世界を構成する五つの要素(五大)
五大種字形相身体の部分色相教義
地大ア(a)方形足から腰本不生
水大ヴァ(va)円形腰からへそ言説
火大ラ(ra)三角形へそから胸塵垢
風大カ(ha)半月形胸から眉間因業
空大キャ(kha)宝珠形(団形)眉間から頭頂等虚空
五大の形は、実に象徴的です。ものを支える大地は方形(四方形)、表面張力で丸くなる水は円形、炎で焼きつくす火は三角形です。風大が半月になる理由は不明ですが、ものを生み出す虚空が、財宝を生み出す如意宝珠(にょいほうしゅ)の形(団形)になるのは、当然かもしれません。そしてこれら五種の形から後世の五輪塔が考え出されたのです。

墓石の石の種類と大きさ

 長い年月を風雨にさらされる墓石には、一般に、御影石と呼ばれる花崗岩や安山岩のように、風化しにくい墓石石材を使います。墓石石材は国産が主体だったころは、白御影や青御影がよいといわれましたが、最近は輸入墓石石材の黒御影や赤御影も多く使われます。墓石に使われる石材選びのポイントとしては、色合いや光沢、仕上がり時の気品などが重要とされています。しかし、石材の良否を見極めるのは一般の人には難しいと思われます。墓石の大きさは、墓地とのつりあいで決めます。普通の角石型墓石の場合、七型、八型、九型のように分かれます。これは石の横幅で決められ、七型墓石では幅七寸(約21cm)、八型墓石では幅八寸(約24cm)になり、高さや土台の石の大きさは、墓石に比例して決まっています。最近もっとも多い、1坪程度の広さでは、八型墓石や九型墓石くらいがふさわしいでしょう。

墓石の形とデザイン

 和型のものは、一段か二段の墓石台石の上に、長方形の棹石(さおいし)を建てたものです。棹石が位牌の形のものは、仏式に用いられ、角柱をしたものは、神道で用いられます。仏式ではまた、棹石に、宝篋印(ほうきょういん)や五輪塔をのせた塔型墓石、仏像を刻んでのせた石仏型墓石、自然石をそのまま用いる自然石型墓石にすることもあります。 自然石型墓石は、無宗教のお墓にも用いられます。

墓石の形

洋型墓石は、一段の台石の上に、横に長い、厚めの板状の石をのせたものが一般的です。霊園や公園墓地では、この洋型墓石に統一するところも多くなっています。キリスト教の場合は、十字架の形に刻んだ墓石が一般的ですが、最近は、洋型墓石に十字架を刻んだものも用いられます。

墓石によるお墓の構成

 普通、お墓というと、墓石を指すと思われがちですが、本当に大切なのは、お骨を納める納骨棺(カロート)です。そのほか和型墓石の場合は、境界石や外柵、卒塔婆立てなどの墓石付属品が必要です。下記Eの敷石以下は、墓地の広さや必要性に応じて整えます。また、一度に全部そろえなくても、段階的に整備していく方法もあります。石碑のほかに、外枠・香炉・拝石・塔婆立て・墓誌・つくばい・物置台・灯篭などが必要になります。

お墓の構成
仙台永代供養墓に関するお問合せは下記にて承ります。
真言宗成田山国分寺
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